ヘアサイクル

ヘアサイクルとは

髪の毛を洗って抜けたり、ブラッシングをして抜けるのは自然なことです。
そこにはヘアサイクルというものがあって、
1日60本から100本くらいは抜ける日を迎えます。

 

髪の毛が誕生して2〜7年の間は毛母細胞が活発に活動(分裂を繰り返す)して、
髪の毛が成長します。これを成長期といいます。
頭の髪の毛12万本のうち90%がこの成長期だといわれます。

 

成長期があまりにも短いと髪の毛が育っていないため
他の髪の毛より少し細い状態で伸びていきます。
そして早く抜けます。

 

髪の毛の成長を調整しているのは、
毛球の一番下にある、毛乳頭というところです。

 

その後、数週間(2週間から3週間)の退行期をむかえます。この時点で再度伸びることはありません。
この時期急速に毛母細胞の分裂が減少して同時に毛根が小さくなります。

 

数ヶ月間(3~4か月)の休止期を経て髪の毛は生え変わります。
この時期毛母細胞の分裂は完全に停止しています。

 

その一方で、毛根では成長期に向けて、毛母細胞が働きだし、新しい髪の毛が作り始められています。
この時、毛乳頭細胞から、次の毛根を作るように指令因子が出ます。
これによりバジル領域にある幹細胞が反応して、毛芽という髪の毛の卵が誕生します。

 

ただし女性の場合年齢とともにこの作り始める期間が遅くなるといわれています。

 

このサイクルが適正に繰り返されているといいのですが、
ダイエットや加齢などによって乱れてくると髪の本数が減ってきます。

 

たとえば
成長期が短いのばかりになる。
休止期の期間が長い。

 

女性の場合、更年期を迎えたころから一気に休止期の期間が長いものが増えます。
これによって毛穴から生える髪の毛の本数が、
3本程度から2本1本と減ります。

 

女性用育毛剤や、その他の対策が効果を発揮してくると、
生えてくる髪の毛が徐々に太くなり、成長期が伸びます。

 

細い髪の毛は急には太くなりませんが抜け変わった後で状態が良ければ、
成長期が伸びて太くなっていきます。
なかなか植物に肥料をやったようにはいきません。

 

妊娠すると、成長期の期間が伸びて休止期に入る髪の毛の量が減ります。
出産後はこの髪の毛のうちいっきに休止期に入るものが多いので抜け毛が増えます。
アメリカの大学の研究によると、通常休止期の髪の毛は全体の15%程度が
一気に30%にまで増えるという研究発表もあります。
いつもの倍抜けるって怖い数字ですね。
まあ、半年もすれば元に戻っていきます。

 

全ての髪の毛が生え変わるのに4年から5年といわれています。
これが2サイクル目に来た4年から10年後、
今までやっているヘアケアの結果が出ます。